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痩身のプロが検証「パイラバーストネオ」VS「代替マシン」効果がこれほど違うとは!驚き!

今回のお客様はパイラバーストネオが故障したため急遽、代替マシンをお貸しするという通常と違う流れで修理をおこないました。

まず、パイラバーストネオは全てのハンドルが使用できず基板の故障が考えられました。この現象が起きる前にキャビテーションを使用しており、他のマシンへ接続しても無反応でした!

まさか、キャビテーションヘッドがマシンを壊してしまうというものでした。

連日お客様のトリートメントがある為、急遽代替マシンをお貸しした次第です。

パイラバーストネオ仕様

キャビテーション:40KHz ラジオ波:1MHz

代替マシン仕様

キャビテーション:32KHz(2.8W/cm2) ラジオ波:10MHz(5W/cm2)

1MHz , 3MHz , 6MHz以上の違いです。電気の流れと範囲を表しています。

この上図に対して、代替マシンの製造メーカーへ確認しました。その時の質問と回答です。

質問
上記の画像の中に、1MHz,3MHz,6MHz~で皮膚の下に届く熱の紹介がありますが、
代替マシンはどうなのでしょうか?
RFヘッドが10MHzとなるとヘッドは表皮までしか届かないという事なのでしょうか?
回答
私が知る限りでは、10MHz RF は皮下組織と真皮に届き、脂肪層にも届きます。
深いところの皮下組織を刺激し、肌を温めて、引き締め、効果的にセルライトを分解し、
真皮の下にあるコラーゲンの再生に刺激を与えます。
1MHz RF は表皮と真皮の一部にしか届きません。
しかし、キャビテーションは低い周波数は高い周波数よりも深い層に届きます。

マシン内部の機器類です

この方(痩身のプロ)は、マシンの仕様(スペック)によりトリートメント中、終了後に効果の違いが分かるそうです。

キャビテーションの周波数が40KHzから32KHzへ変更したこともあり骨伝導が気になるお客様もいらっしゃったそうですが、ここで裏技をご指導し骨伝導も解消しました。

パイラバーストネオも修理完了とならず、この代替マシンを購入されることになりました。

業務用美顔器-複合機のハイドロだけ「タンクが一杯のエラーメッセージ」で使用できず出張修理

「The Bottle is Full of Water !」のメッセージが表示されハイドロのみが使用できない故障で出張修理をおこないました。複合機で8in1くらいある機能です。この中の「Aqua Peel」だけ使用できないで納品されたそうです。

フロントにはボトルが4本装着されます。
このボタンを押すと満水タンクのエラー表示です。
故障個所です!

詳しい修理方法はお伝えできませんが、内部のフロートセンサーの故障です。

ボトルを外しフロートセンサーの電気試験をおこなったところ正常に動作していますので、センサー自体の故障ではないようです。部品がないので使用できるように加工して正常動作を確認しました。ボトル交換やセンサー交換が必要であればご連絡いただくことにしました。

業務用脱毛機「水流センサーの故障判断」現地で困る水流センサー故障しているかの判断?

今回は、お客様へ出張修理した際蛇口マークが✖になり水流異常となる故障の対応をしました。現地で計測器があれば簡単に診断できるのに!持参しなかった!!新しい物に交換したが現象変わらず!こんな時に活用できる方法がありました!まずはオシロスコープを使った水流センサーの動作テスト。

考えている暇はない!
交換しました!

この2つの水流センサーですが、共に赤黒黄色の線が出ています。通常この色の線が使われているのはホール素子と呼ばれるセンサーが内部に入っていて羽根車が回ると羽根車に取り付けられた目印を読み取って回転数を判断します。また、内部にプルアップ抵抗10KΩが内蔵されているものと、なしのものがあります。以前故障が多かったのはプルアップ抵抗が内蔵されているのにICの外に10KΩの抵抗を付けているメーカーがありました。同じ線がつかわれているので交換しました!

水流センサーには、この3線式と2線式があります。2線式はマグネット方式で水が流れるとマグネットが付きオンされる仕組みです。線が何本かによって判断できると思います。

取り外した水流センサーです
水は下から上に流れます(今はテストなので息を吹いて行っています)

回転が始まるとパルス信号を拾って表示します。現地にオシロスコープを持参しなかったときの検査方法が一つあります。技術研修で指導いたします。

バイマッハ「使用中電源が切れた!」その後、電源が入らない(焦げ臭い)故障の原因判明!

今回の故障原因は、ずばり「ノイズフィルター」の焼けです!交換してマシンの起動はできるようになりました!

ですが、なぜ「ノイズフィルター」が焼けるようなことになったのでしょうか?これって頻繁に起きているのでは?と疑問に思い調査することにしました!

以前、業務用脱毛機のパワーサプライを製造している工場へ行きましたが、その時に社長さんが重要なヒントを与えてくれました!まさかこれでは?と思い出し調べてみるとやはりそのようになっていました。

お客様のトリートメントの設定を聞き、熱量計でジュールを測定しました!えっ!これでトリートメントするの?いくつかの熱量をっ計測し故障につながる判断をします!

線は焼けて切れています!LINE側(電源ケーブル側)

切れている(焦げている)のはLINE側のL(ライブ)側です!ROAD側にはそのようなことにはなっていません。

ROAD側(機器側)

全ての部品を交換し動作確認正常です。ご依頼ありがとうございました。

いくつかの部品を変更をすればこの現象はなくなると思います。

ちなにみこのお客様は2回目だそうです。

この部品の故障かを判断できますのでご連絡いただければ確認方法をご指導いたします。このような現象が発生したらお問合せください。お待ちしております。

お客様からのご質問をご紹介!東京都のサロン様から使用中突然電源が切れた修理依頼!

お客様:施術中にいきなりバチンと音がして電源が落ちてその後電源が入らない!

お客様:原因はなんでしょうか?ヒューズ切れたんでしょうか?

回答:ヒューズボックスを確認してください。ヒューズが切れているかもしれません。

お客様:ヒューズどこにありますか?

回答:背面の電源ケーブル近くにヒューズボックスありませんか?

この中にヒューズが入ってます。確認してください。

お客様:切れて内容です!

回答:ヒューズが切れていなければ内部の装置が故障しています。念のためヒューズを交換してテストしてください。

お客様:翌日、ヒューズ買ってきました。交換したら動きました!

本来、テスターを使用してヒューズの導通テストすればすぐに判断できますが説明だと判断が難しいですね!このようなときは、まずヒューズを交換してみてください。交換してもすぐに切れる場合は他に原因がありますので修理のご依頼をするのが一番です!

お客様からのご質問をご紹介!岡山県のサロン様から使用中突然電源が切れた修理依頼!

お客様:施術中にいきなり焦げ臭い匂いがして電源が落ちてその後電源が入らない!

お客様:メーカーに依頼すると修理が9月20日になる!

回答:遠方修理のため修理費用が高額になることをご説明しました。この販売メーカーさんですが、修理の依頼を受けてから訪問まで2週間かかるのに驚きました。さらに、焦げ臭い場合内部の部品が溶けるなどしている可能性があります。これって重大インシデントではないのではないでしょうか?

マシンを開ければ臭いの発生源はわかりますが、おおよそパワーサプライの抵抗かノイズフィルターの溶解だと思っています。パワーサプライの抵抗が破裂する場合はハンドピースのランプが切れた可能性もあります。このマシンの場合、外部からのAC100Vが一旦パワーサプライを経由して各部へ供給されています。ノイズフィルターの場合はAC100Vの入口に付いているため故障すれば電源が入りません。

ノイズフィルター(内部が溶ける場合があります)

販売メーカーに再度調査を依頼することをお勧めします。

お客様からのご質問をご紹介!沖縄県のサロン様から液晶画面の押す位置がずれている修理!

お客様:液晶パネルのズレです。修理可能でしたら、ぜひお願いしたいです!

キャリブレーションでエラー表示しています。

回答:頂きました故障内容という「液晶パネルのズレ」とは押すボタンの位置と反応する場所が違うと言うことでしょうか?

もし、上記の現象であれば画面のキャリブレーションを行えば直る場合がございます。

キャリブレーションを起動する方法はいくつかありますのでご紹介いたします。

➀電源投入し起動画面をタッチ(連打)するとキャリブレーション画面になる場合

②電源投入し起動画面でハンドピースの照射ボタンを連打する場合

➀②ともに起動できず、かろうじて設定画面にあるキャリブレーションもずれた場所を押し起動できましたがエラーとなる。

内部の設定ファイルが壊れている場合があります。設定データーがあれば修復可能ですが製造メーカーが持っているため今回は修理できないことをお伝えしました。但し、設定ファイルの復旧方法はいくつかありますがマシンを分解する必要がありますので断念しました。

PYRBURST (パイラバーストネオ)で全てのハンドピースが出力されない件で出張修理

お客様より電源投入後メニュー画面は表示されトリート画面より全てのハンドピースを選択してもヘッドの反応がない件で出張修理依頼がありました!今回の故障はキャビテーションの使用中に突然出力がされなくなり全てのハンドピースも利用できなくなったというない内容です。

パイラバーストネオで同一現象は2件目となります。今回の故障個所は以前とは違いました!

分解開始ーーーー!

先ずはトランスから供給される電圧を測定します。緑13V、青26Vと表記されています。

画面が表示されているので緑:12Vの出力は正常です。青のコネクターを計測すると電圧が出ていません!これだ、、、トランスの故障!!!と判断しましたが、、、コネクターを抜くと24V出力されていました。。トランスではない。

次の工程

AC→DCコンバーター(トランスはDCではなくACを変圧しています)

取り外してDC出力を調査すると正常。

次の工程

DC→DCコンバーター 異常です!

赤枠部分が故障個所です!

故障個所はわかりました!DC-DCコンバーターおよびコイルの交換が必要です。お客様へ相談し修理対応を決定いたします。

ハイパーマジックライン/サクションラジオ波(電源投入後、突然再起動する)件で出張修理

今回の現象は、電源を立ち上げてマシンをスタートさせると勝手に電源が切れ、またすぐに立ち上がります。その後、スタートボタンを押すと通常通り動作し使用はできるという現象です。

このハイパーマジックラインの販売会社では韓国へマシンを戻すため修理期間が長いのと修理費用が高額であるという理由で修理を依頼されました。

ハイパーマジックライン(サクションヘッドが数種類のマシンです)

まずは分解開始!!!!

基板、電源、吸引ポンプ
電源装置の下!!オイル

マシンの内部がオイルだらけです!どこからか漏れている可能性があります!

案の定ありました!!オイル漏れの個所を修復し内部清掃実施!基板にもオイルがかかっているため大丈夫か?不安になります。頻繁に再発する場合は内部の装置を交換することをお勧めしました。

電磁パルス/HI-FEM/HI-EMTマシン「内部より異音?」動作するとパルス不安定!

今回の故障は電磁パルスマシンで電源投入しメニュー画面でスタートボタンを押すとアプリケーターの振動が不安定で異音する現象です。訪問時には気づかずご販売店様にて故障対応をおこないました。

動画の赤丸にご注目

このコネクター内部でリークが発生しています。ジージと火花です。こんなことがあるのでしょうか?

再接続でリークはなくなりました。このリークによりアプリケーターの動作が不安定になる!

全てのコネクターを点検する必要があると実感したマシンでした!