業務用脱毛機「バイマッハ ハンドピース修理」で出張修理!このマシンの内部は複雑構造です!

今回、お客様のご依頼により出張でバイマッハのハンドピース修理をおこないました。このハンドピースの修理依頼が急増しています。画面に表示される温度が左右のハンドピースの表示温度と明らかに違います。冷却されている氷マークはフルに付いていますが温度が下がらない現象です。

早速、検査開始です。今回はハンドピースが複数あり比較しながら修理が可能なのでトラブルの際は部品調達が簡単におこなえると思いました。まず、コネクター部のピンアサインを確認しNTCサーミスターの抵抗値を計測しを確認しました。テスターに温度計測機能があるためNTCサーミスターの取付位置にテスターの計測部分をアルミテープで貼り付け計測開始です。

ハンドピースのNTCサーミスターがテスターに表示された温度の時に何オームになるかの計測です。ハンドピースに取付られているNTCサーミスターは10Kオーム付近を計測。25℃の時に10KオームのNTCサーミスターが取付られているのがわかります。後に温度センサーの種類が判明します!2本のハンドピースは若干の違いがありますが許容範囲と思われます。あとはB定数を知る必要がありますがこれは時間がかかります。

クリスタルを覆う金属プレートにこのような温度センサーが取り付けられています。この温度センサーが同じものでないと誤った温度が画面表示されます。

これまでは分解しないで外部からの検査です。

次は分解です!

NTCサーミスターの取り外しはできなくなっていました。仮にNTCサーミスターが故障の場合は交換部品がないと修理ができないですね、、、

ガラス管の中が白く汚れているように見えます。更にキセノンランプに黒い汚れも見えます。通常はガラス管の内部が見えランプも確認できるのですが、かなり汚れています。

脱毛用フィルターもガラス管側に付着物があります。何の物質でしょうか?金属部分にも大きな付着物があります(取り付けると下側になります)。ほかのハンドピースに同じ付着物があるとしたら原因を追究する必要がありますね!ガラス管の汚れとフィルターの付着物で、本来の熱量は出ていないと思われます!

反対側はこのようになっています!

クリスタル側には付着がなく綺麗です!

クリスタル(照射口)から内部を見ても汚れはわかりませんが、これだけ付着物があると出力エネルギーに影響があると思います!

一通り検査も終わり組み上げ作業完了しました。内部クリーニングから組み上げまでかなりの時間がかかりました!

今回の作業から、このハンドピースはランプ交換だけでは熱量が回復しないのでは?

このお客様は定期的に水交換をされているとの事なので水による汚れではないと考えます。白く濁るのは電食が原因の可能性もあります。使用されている部品からアルマイト処理されたプレートを使用しているのでアルミニウムが溶けている形跡はなかったです。

この様なお客様からの依頼があれば検査を実施させていただきます。マシンを長く使用するためにも故障原因を知るのも必要と思います。

今回のハンドピースで温度が下がらない故障は無事に修理完了しました!

なお、バイマッハのハンドピース購入およびランプ交換はサロンのエンドユーザー様(マシンをご利用いただいていること)が前提となりますのでお問い合わせの際は必ず所在が分かりようにお願いいたします。